特殊詐欺 〜“まさか自分が”は、すでに狙われている証拠〜

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【STEP0】「騙されるわけない」って、思ってませんか?

あなたの心に、こんなスキがありませんか?

  • 自分は騙されないと思ってる
  • 電話でお金を要求されたらすぐ気づく
  • テレビで見るのは“だまされる人が悪い”話でしょ?

…でも、詐欺師はそんな“油断してるあなた”を狙っています。

特殊詐欺とは?

特殊詐欺とは、電話・メール・SMS・訪問などを通じて、言葉巧みに人を騙し、金銭や個人情報を奪う犯罪手口の総称です。
「オレオレ詐欺」「還付金詐欺」「投資詐欺」など、日々進化して多様化しています。


詐欺師は“嘘”ではなく“信じたくなる話”を武器にします

【STEP1】この電話、あなたならどうする?

シーン:固定電話が鳴る。
「こちら〇〇銀行の詐欺対策室ですが、お客様の口座から不審な引き出しがありました。念のため、キャッシュカードの停止手続を行いますので…」

Q. あなたの行動は?
A 不安になって言われるがまま、暗証番号を伝えてしまう
B いったん電話を切り、家族か本物の銀行に確認する
C 怖くなりつつも、聞かれたことに正直に答えてしまう

A × 「キャッシュカードを止める」という“善意のフリ”に騙されました。詐欺の9割は“親切”に見える話から始まります。

B ○ 疑いを持つ意識は大切です。

C × 電話先の相手が信用できるとは限りません。

【STEP2】詐欺が成立する“心理テクニック”を知ろう

詐欺師が使う典型パターン

テクニック内容
権威性の装い警察/市役所/銀行など、信頼されやすい肩書き
時間制限「今すぐ」「あと5分で口座が凍結されます」など
恐怖や不安の植えつけ「あなたの名義で犯罪が…」「詐欺犯に使われています」
家族の名前を使う「お母さん、俺だよ…」 ← 声真似やAI音声も登場中

VTeMの“Judgement”が崩れるタイミングで詐欺は成立します。

【STEP3】「まさか自分が…」実際の被害例

ストーリー体験:60代・佐々木さんの場合

■ある日、自宅に電話:「市役所の〇〇課です。医療費の還付があります」
→「今すぐATMへ行って操作してください」
→ 指示された通りに操作 → 実は“振り込み指示”だった
→ 数時間後、口座から50万円が消えていた…

教訓:

  • 「ATMでお金が戻ってくる」はありえない
  • 自分が冷静なつもりでも、“焦らされた瞬間”に判断力が奪われる

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