リコール情報に気づかず使用していた 〜“知っていれば防げた”はもう遅い〜

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【STEP0】リコール情報って、そんなに大事?

あなたはこんな経験ありませんか?
「家電が壊れたけど、まぁ古いから仕方ないか」
「製品の不具合とか、メーカーが勝手に直すものでしょ?」
「ハガキ?開けずに捨てたかも…」

実はその“放置”が、事故の引き金になることがあります。

リコールとは?

リコール(回収・修理)とは、製品の不具合や欠陥をメーカーが発表し、使用者に対して対応を呼びかける制度です。
放っておくと、火災・破裂・感電など命に関わる事故に発展するケースもあります。

【STEP1】その家電、本当に“安全”ですか?

シーン:10年前に購入したトースターを使って朝食準備中
Q. あなたはどうする?
A 問題なさそうなので気にせず使い続ける
B 何となく心配なので型番を調べてみる
C 発火したら怖いので、買い替えを検討する

A × このトースター、実は3年前に「発火の恐れあり」としてリコール対象に。「でも連絡が来なかった」=登録されていない/気づかなかった/通知を無視した

B ○ 「心配になった」の心理が大切です。いつも使っているから大丈夫が危険。

C ○ リコール情報に気づけたこと、経年劣化の可能性を考慮したことで、トラブル抑止になった。

【STEP2】“気づかなかった”が許されない理由

リコール情報が見逃される仕組み

状況実際に起きること
製品登録をしていないメーカーが使用者に連絡できない
はがきを捨てた読んでいない 注意喚起が届かないまま使用
Web告知だけで気づかれにくい高齢者やネットに疎い人は情報にたどり着けない

状況実際にあった事故例

  • ポットのリコールを見逃して発火 ➡ 台所が半焼
  • 加湿器が原因で火災 ➡ 周囲の家にも被害
  • 子ども用おもちゃの部品欠陥 ➡ 飲み込んで窒息事故

【STEP3】“知らなかった”で終われなかった人の話

ストーリー体験:佐藤さんの加湿器火災
冬の夜、いつものように加湿器をつけて就寝
→ 深夜1時、焦げ臭いに気づき目が覚める
→ 本体から煙。すでに布団が焦げ始めていた
→ 消防隊により消火 → 原因はリコール対象製品だった…

教訓:

「登録していなかった」「メールは見ていなかった」では済まない

“使っていた責任”が問われることもある

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